世の中には数え切れないほどのビジネスがありますが、その中でも特に競争相手が多いのが「暇つぶしビジネス」ではないでしょうか。
例えば、ビールなら競争相手はビールメーカー、お茶ならお茶メーカー、ホームページ制作ならホームページ制作会社が主なライバルです。
もちろん異業種との競争もありますが、基本的には同じカテゴリーの中で競争しています。
しかし、「暇つぶし」だけは違います。
暇をつぶせるものであれば、競争相手は何でもありです。
YouTubeのライバルはNetflixだけではありません。ゲーム、SNS、読書、散歩、スポーツ、カフェ、釣り、家庭菜園、旅行、昼寝、さらには何もしない時間まで、すべてが競合になります。
つまり、暇つぶしビジネスには業界の境界線がほとんど存在しないのです。
人は少し時間が空くと、自然と何かを始めます。
スマートフォンを見る人もいれば、テレビを見る人、本を読む人、散歩に出かける人もいます。
人間には、何もしない状態よりも、何かに意識を向けていたいという性質があるのでしょう。
だからこそ、「暇をどう過ごすか?」は巨大なビジネスになります。
ここで面白いのは、「新しい暇つぶし」を作る必要はないということです。
今あるものを、暇つぶしとして再設計すればいいのです。
例えば、、、
・買い物をゲームにする。
・街歩きを宝探しにする。
・掃除をレベルアップ形式にする。
・待ち時間を5分間の学習時間に変える。
日常の行動に少し工夫を加えるだけで、人は楽しさを感じます。
私は、この発想はあらゆる業界に応用できると思っています。
「この商品やサービスは何を売っているのか?」と考えるのではなく、「この商品やサービスは人の時間をどう使わせているのか?」と考えるのです。
実は、多くのビジネスは商品やサービスを売っているようでいて、本当は「時間の使い方」を提案しているような気がします。
人が自由に使える時間は限られています。
だから暇つぶしビジネスは、お金ではなく「時間」を奪い合う競争なのです。
思いもよらないアイデアは、「何を売るか」ではなく、「どう時間を使わせるか」を考えた時、生まれるのかもしれません。
知らんけど。笑



