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【夏の思い出】自らを試す夏の住み込みバイト

 

大学時代、

私は夏休みに伊豆高原の

会員制リゾートホテル

「エクシブ伊豆」で

2週間ほど

バイトをしました。

 

ホテル内の

フレンチレストランで

調理補助の仕事。

 

住み込みバイトで

同年代の若者数名と

相部屋生活。

 

レストランの

調理補助の仕事は初めて。

 

キツくてハードでした。

 

仕事のほとんどは、洗い物、

調理具片付け、食器片付け、

ゴミ片付けがメイン。

 

洗い物の量が多くて

洗うスピードも要求されます。

 

ホテルのレストランですので

朝食の準備、夜の営業の準備があり

休憩時間はありましたが

ほぼ1日中、働いていました。

 

バイトで来ていた

他の若者たちは

友達同士で来ている人が

ほとんどでした。

 

ですので

最初は心細く、

見知らぬ人同士の

相部屋生活は

気を遣いました。

 

次第に慣れていきましたが

相部屋生活は

風呂や寝る時間のタイミングなど

協調性が求められ大変でした。

 

私はなぜそのバイトを

選んだかと言うと

自分を試したかったんです。

 

自分をあえて

厳しい環境に置くことで

成長の機会を

得たいと思ったんです。

 

一生懸命な姿は人間関係を充実させる?

 

その時の私は

調理補助の仕事は未経験。

 

ですので

とにかく一生懸命、

仕事に取り組みました。

 

「一生懸命やる」という術しか

持っていなかったからです。

 

そうした姿を見て

チーフや他の料理人さんたちは

だんだん話しかけてくれるようになり

休日の日に

ドライブや食事に連れて行って

くださるようになりました。

 

ホテル内の

他のレストランで働いていた

東南アジア系の人とも仲良くなり

ボウリングに行ったのを

覚えています。

 

そして

次の年の夏の始め。

 

チーフから連絡があり

急遽、バイトに誘われ

私だけ

その店で働くことになりました。

 

働きぶりが良かったので

また声をかけたとのこと。

 

今思い出すと

あの時の経験は

私の人生に大きく

役立っていると感じます。

 

未知の環境に

あえて自ら飛び込み

成長の機会を与えることは

自身を次の段階へ引き上げる上で

大事なことなのだと学びました。

 

夏が来ると

その時のバイトのことを

思い出します。