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きょうはなんにもないすばらしい一日だった

 

年末にたまたま見た

東洋経済オンラインの記事。

 

映画情報フリーマガジン

『DOKUSOマガジン』の編集長や

フリー素材サイト「ぱくたそ」の

モデルとしても活動中の永井さん。

 

40歳の時

難病の「皮膚筋炎」を発症し

約4ヶ月、働くことが

できなかったのだそう。

 

この記事を読んで

人生の在り方を

あらためて

考えさせられました。

 

なにかプラスになることをしていないと自分はダメになってしまうんじゃないか

 

この記事の中で

永井さんは

「休むのが怖かった」

と話されていました。

 

休みの日、

なにも仕事をしないでいると、

夜寝る時に

「今日は無駄に過ごしたな…」

ってめちゃくちゃ

後悔していたそうです。

 

なんとなく

わかりますね。

 

「なにか

プラスになることを

していないと、

自分はダメになって

しまうんじゃないか」

思われていたんですって。

 

その気持ち

とてもよくわかります。

 

私もそういう時

あります。

 

きょうはなんにもないすばらしい一日だった

 

『ぼくのなつやすみ』

というゲームがあります。

 

少年が

夏休みに田舎に行き

昆虫採集とか

魚釣りとかをしながら

過ごすゲーム。

 

そのゲームでは

1日が終わると

絵日記が出てくる。

 

「今日は川の主を釣りました」

「ひまわり畑に行きました」

みたいなことが書かれ、

1日なにもせず、

ただ歩きまわって過ごすと、

 

「きょうは

なんにもない

すばらしい一日だった」って

絵日記になる。

 

永井さんの4ヶ月の闘病期間は

きょうはなんにもない

すばらしい一日だったと

思えるようになるきっかけ

だったそうです。

 

病院で朝起きてから夜寝るまで

まったく有意義なことをせず、

本も読まないし映画も見ないし

テレビも見ずに、

ただただぼーっとして

気づいたら夜になってる。

 

そんな時間をすごすうち、

「ぼーっとしてる

一日もすばらしいじゃないか!」

って思えるようになったそう。

 

「休むとダメになってしまう」

っていうのは自分の思い込み

だって気づくことができたと

おっしゃっていました。

 

自分の思い込み⁉︎

 

そうですね。

 

物事を

良くも悪くもとらえるのは

自分のこころ次第。

 

永井さんの記事を読み

心が軽くなった自分がいました。

 

なんにもない一日も

すばらしいと思える心持ち。

 

この人生を楽しむ

大事な考え方を

教わった気がします。

 

ありがとうございます。

 

>>永井さんの

インタビュー記事はこちら