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バス革命

 

このあいだ、朝のニュースで

平成エンタープライズという

バス会社が紹介されていました。

 

この会社の社長さん(田倉さん)

が面白い人でした(現在60才)。

 

若い頃から「バスオタク」と

自称するほどのバス好き。

 

田倉さんは22才の時、

中古の大型バスを購入。

 

そして自ら運転手となって

観光ツアー業を始めました。

 

800万円で買ったみたい。

 

大型バスを買って

観光バスを始めるって

スゴい行動力です。

 

人が喜ぶ先にアイデア(新たなコンテンツ)は眠っている

 

平成エンタープライズは

革新的なバスサービスを次々と

企画・提供してきました。

 

例えば、 

女性専用の長距離バス

 

この会社が初めて作りました。

 

女性が夜行バスを利用する時の

不安を軽減するため作ったそうです。

 

VIPライナーWebサイトより
VIPライナーWebサイトより

 

また、通常、

バスの通路となる部分に

座席を設けて上記写真のように

座席を独立させたバスも考案。

 

長距離バス等で運行させており、

好評とのこと。

(VIPライナーと呼びます)

 

隣席との間に通路があるため、

プライバシーが確保され、

一人客にも利用しやすい

構造になっています。

 

一般的な大型バス座席は

2人がけが多いですから

知らない人と長い時間

乗りたくないですものね。

 

アイデアですね。

 

vipツアーのインスタグラムより
vipツアーのインスタグラムより

 

今、人気なのが

vipツアーとのこと。

 

これは2階建ての

オープントップバスに乗り

首都高やレインボーブリッジを

走るというもの。

 

屋根が無いので

開放的な景色や風、空気を楽しめ、

コースによっては

高架下をギリギリで駆け抜ける

ジェットコースター的な要素も

楽しめるとのこと。

 

屋根なしバスで

東京を駆け抜けるなんて、、、

(発想が面白いなあ)

 

なかなか体験できないことなので

人気が出ているんでしょうね。

 

「どう儲けるかではなく、

どうしたら客が喜んでくれるか」

 

まさにこの考え方が

利用者視点に立ったサービスの提供を

実現させる原動力になっている気がします。

 

人が喜ぶ先に

アイデア(新コンテンツ)って

眠っているんだなあ。

 

とはいえ、バス業界は現在、

働き方改革ドライバー不足

収益性と安全の両立といった

課題を抱えています。

 

そうした課題がある中で

いろいろ試行錯誤しながら

上記のようなアイデアや企画を

提供し続けている同社。

 

今後も平成エンタープライズの

バス革命に注目したいです。

 

>>平成エンタープライズHPはこちら