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結果を出し続けるために

 

面白い本でした。

 

約10年前に出版された

羽生善治さんの

『結果を出し続けるために』

という本。

 

プロ棋士としての

羽生さんの思考が

ものすごく伝わってきました。

 

文章もとても読みやすく

わかりやすかったのも印象的。

 

人生にも応用できそうな内容。

 

羽生さんは

私にとっては謎多き人物でした。

 

たまにドキュメンタリー的な番組で

内面が垣間見れますが

どんな思考を持った人なのか

あまりわかりませんでした。

 

好奇心旺盛で研究熱心

 

この本を読んでいると

羽生さんがアンテナを張り、

さまざまなものに思考をめぐらせ

勉強していることが伺えます。

 

好奇心が旺盛なタイプと

お見受けしました。

(先輩に対して失礼ですが)

 

そして、

物事の本質をとらえ、

将棋にも活かそうと

する姿勢を感じます。

 

本の構成は5章構成。

 

1章では

いかに努力を

結果に結びつけていくか、

 

2章では

ツキや運について、

 

3章では

プレッシャーについて、

 

4章では

ミスについて、

 

5章では

自ら変化を生み出し

流れに乗る方法について

書かれています。

 

羽生さんが考える「幸せの本質」とは?

 

第5章で

羽生さんは「幸せとは?」について

記述しています。

 

「幸せとは何か?

それは、日々の生活が充実していること、

そして何か発見があること、

面白さがあることだと私は考えています」

と書いています。

 

「幸せとは一箇所にとどまって

これで幸せというものではなく、

現在進行形で動き続けているもの、

変わり続けているもの。」

 

「日々の積み重ねというのは、

毎日同じ、決まったルーティンの中で

やっていくのが効率的かもしれません。

しかし効率的なようで、長い目で見ると

実は発展はありません。リスクを全く

取らないことと同様に、本当の意味での

効率は悪いのではないでしょうか。」

 

人間は

新しいことを何もしないと

楽です。

 

ついそちらに流れてしまう。

 

意識的に新しいことを

やっていかないといけません。

 

私もそう思います。

 

幸せを実感し、

結果を出せる自分に

なるために

新しいチャレンジを

私も意図的にやっていこうと

考えています。

 

皆さんも

新しいチャレンジをしてみては

いかがでしょう。

 

ではまた。