冬の五輪で活躍した
スノーボード日本人選手。
その活躍の背景に、
埼玉県の「埼玉クエスト」という
通年型のスキー・スノーボードの
練習施設の存在があると知りました。
(埼玉県の嵐山町にあるみたい)
季節を問わず練習できる環境。
これだけでも大きなアドバンテージですね。
雪を再現したコース
この施設で、
特に興味深かったのが、
雪を再現したコース。
コース上には、
白く細長いプラスチックのピンが
無数に敷き詰められていました。
しかも、同じ長さではないんです。
あえて、長いピンと
少し短いピンを混在させている。
均一にせず、
あえてバラつかせている。
そうすることで、ボードとの間に
摩擦や引っ掛かりが生まれ、
本物の雪上に近い感覚を再現できるらしい。
自然のランダムさを人工で設計する発想。
これは発明ですね。
再現精度に惹かれ、有力選手が集まる
この施設には、
特許取得のハーフパイプ練習場も
完備されていました。
このハーフパイプも
再現度が素晴らしいのだそう。
なので、国内だけでなく、
海外の有力選手たちも
練習に訪れているそうです。
日本人は物づくりの精度が高い
この施設の存在を知って、
SASUKEという番組が頭に浮かびました。
あの番組に出場する参加者の中には、
自宅に自作のSASUKE練習場を設けて
練習に取り組んでいる人がいます。
設備は本物そっくりで、
その再現度に驚かされました。
日本人って、
物づくりの精度が高いですよね。
細かい作業というか神経というか、
創作力が秀でている気がします。
こうした安定した
練習環境があるからこそ、
技は「偶然の成功」から
「再現できる技術」に変わるんですよね。
SASUKEも自前の施設で
練習してきた人のほうがクリア確率が高い。
勝利の確率を高めるには、
練習環境が大事ってことですね。
偶然を待つ人と、再現性を作る人。
その差は才能ではなく環境かもしれません。
埼玉クエストをきっかけに
そんなことを考えさせられました。



