
ちょこんと飛び出る鼻毛。
歳を取ってから
出るようになった気がします。
なぜそうなるのか
ネットで調べてみました。
加齢とともに
毛母細胞が衰えるため、
毛の生え変わりの周期が
長くなるのだそうです。
耳毛や眉毛も同様とのこと。
40代あたりから
その傾向が顕著になるそうです。
だから
飛び出ちゃいやすくなるのか。
昔の人はどうだったのか?
ふと思いました。
江戸時代の人たちは
鼻毛に対して
どう思っていたのだろう、と。
もしかしたら
歳を取ったらボウボウが
当たり前だったのかも?
と思いましたが、
江戸時代も鼻毛が出ている人は
変だと思われていたようです。
やはりそうですよね。
鼻毛が出ているのは
違和感ありますよね?
調べていたら
江戸時代の鼻毛エピソードで
興味深いものがありました。
加賀藩主の前田利常の
エピソードが面白かったです。
当時、加賀藩は
幕府に無断で金沢城を修築したこと、
他国から船舶を購入したこと、
大坂の陣で武功があった者に
追加の報美を与えたこと等を理由に
謀反の疑いをかけられていました。
それに困った
加賀藩主の前田利常。
幕府の警戒をかわし、
藩の政治を安定させるため
前田利常は鼻毛を伸ばしたそうです。
鼻毛を伸ばし、
馬鹿のふりをしていれば
幕府からの敵視を逸らすことが
できるという考え。
すごい発想ですね。
わざと伸ばしていたと
知らない側近たちは
利常の前で自分の鼻毛を抜いたり
手鏡を献上するなど
知らせようと対応したのだとか。
気でも狂ったかと
思ったでしょうね。
まさにバカ殿。笑
そんなこともありながらも
鼻毛を伸ばしたことで
幕府を煙に巻き、
藩を守ったそうです。
うつけを装いつつ、
もし幕府が攻めてきても
対処できるように
防御も固めていたそうです。
策士ですね。
なんだか話が逸れましたが
「飛び出すタイプの鼻毛」は
時代が変わっても
おかしなものとして
認識されているのですね。
加齢と共に
飛び出しやすくなるのかー。
そういうものだとわかり
勉強になりました。
鼻毛カッター使って
手入れしなきゃなあ。