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体調不良と東洋医学

 

ちょっと風邪気味で

「葛根湯」を買って来ました。

 

久しぶりに飲みましたが

葛根湯って薬草感が強くて

効きそうな味してますね。

 

これ飲んだあと

だいぶ楽になりました。

 

世界が注目する「東洋医学」

 

そういえば先日

たまたま「東洋医学」を

特集した番組を見ました。

 

日本はもとより

世界中で東洋医学が

注目されているそうです。

 

鍼灸、漢方薬を

上手に活用して医療に

活かしているのだそう。

(昔とだいぶ変わったなあ)

 

私がその番組の中で

印象に残ったものが

2つあります。

 

1つ目は

漢方薬と腸内細菌の関係。

 

腸内環境が整っているほうが

漢方薬の効果が

出やすくなるとのこと。

 

体に取り込んだ漢方成分が

腸内細菌の働きを介して

免疫機能に影響を及ぼしているって

初めて知りました。

 

2つ目は

小さな炎症が病気のきっかけ

となること。

 

心理ストレス

光や痛み等刺激によって

体の中で「微小な炎症」が発生。

 

これは

ゲートウェイ反射と呼ばれる

現象だそうです。

 

ゲートウェイ反射とは何か?

 

私なりに

ざっくりと説明してみます。

(分かりにくかったらすみません)

 

先ほども説明したように

心理ストレスや光や痛み等の

刺激を受けることによって、、、

 

①特定の神経経路が活性化

    ↓

②血管近くに

神経伝達物質が分泌される。

    ↓

③神経伝達物質の分泌によって

血管が刺激され

刺激を受けた血管の細胞がゆるむ

    ↓

④そのゆるんだ細胞のところに

ゲート(入り口)が開く

(すき間が出来る)。

    ↓

⑤そのゲートから

「病原性T細胞」(免疫細胞)が

組織の中に侵入。

    ↓

⑥病原性T細胞は

周囲の組織を攻撃!

    ↓

⑦組織が攻撃されたことで

病気のタネとなる

微小な炎症を引き起こす。

 

関節リウマチ、動脈硬化、

糖尿病、認知症といった病気は

この小さな炎症が原因であることが

最新研究で明らかになってきたとのこと。

 

病気のきっかけが

小さな炎症から始まるって

知らなかったです。

 

こうした小さな炎症を

防ぐ役割を果たすのが

ツボ刺激や漢方といった東洋医学。

 

つまり

炎症を抑制することによって

病気を防ぐことが出来ます。

 

これらの話を聞いて

病気との付き合い方も

変わっていくような気がしました。

 

これからの社会は

病気になりにくい体のケアに

重きを置いていく養生時代に

ますますなっていくのでしょうね。

 

鍼灸やツボ、漢方を

効果的に活用していきたいです。

 

そんなわけで私は

合谷、足三里などのツボを

押して体調回復に努めます。

 

ここまで読んでいただき

ありがとうございました。