今朝の読売新聞に日本電産の永守さんのインタビュー記事が掲載されてた。
紙面では残業ゼロに取り組んでいることが書かれていた。
人の倍以上、がむしゃらに働き、モーレツ経営者として有名な永守さんらしくないが、時代の変化と共に働き方は変わってきているとのこと。まあ、実際に労基法で法律的にも労働時間は定められているし、新国立競技場の建設従業員や電通、NHKなどの社員が過労働で亡くなった事実があり、働きすぎは深刻な問題。
インタビューの中で、興味深かったのは「これまでは能力が劣る人も長い時間働けば戦えた。しかし、もう延長戦（残業）はない」という部分。限られた労働時間内で成果を上げられる人間が必要とされるし、生き残っていけるのだろう。逆に言えば能力が劣る人間は採用されにくくなるし、リストラなど会社から外される可能性が出てくるということ。
そのほか、インタビュー内で共感したのは「利益貢献が高い人が一番エラい」「経営者は夢を語るだけじゃあダメなんです。形にできなければ。良い経営者は半分は素質だね。経営者はカネ集めから、営業から全てを自分でみないといけない」などその通りのような気がします。
結局は利益を出して結果を残せるかどうか。人や会社の長所をうまく活用し、職場環境を常に見直し、改善し、社会のニーズに応えていく。言葉では簡単に言えるけど現実は大変なんですよね。私も人を使うのは苦労しました。
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