手塚治虫AI『ぱいどん』読んでみた

気になっていました。

 

AI(人工知能)が創作した漫画

『ぱいどん』

 

AIに手塚治虫さんの

作品を覚えさせ、新たな作品を

作り出させようという

プロジェクトです。

 

『ぱいどん』は

2月27日発売の週刊モーニングに

掲載されました。

 

ここから先は

ネタバレになるかも

しれないので

まだ読んでない方で

今後読まれる方は

ご注意ください。

 

実際に私、読みました。

 

ちなみに私は

手塚治虫作品は

ある程度読んでいます。

 

結論から言いますと、

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

面白くない。

私は面白いと感じなかったです。

 

読んでない方のために

私なりのざっくりとした

あらすじを紹介しますと、

 

ストーリーの舞台は近未来。

 

ぱいどんという主人公の男性

がいて、ホームレスっぽい探偵

のようですね。

 

記憶喪失もあるみたい。

 

相棒がいて、その相棒は

言葉をしゃべる小さな鳥。

 

ある日、

金持ちの娘っぽい女性から

行方不明の父親を探してほしい

という依頼がきて

探すことになります。

 

(いきなり依頼がきて

すぐ引き受けるってのも

唐突感があったなあ)。

 

全体として

なにか、こう

取って付けたような内容

なんですよね。

 

キャラクターの絵は

手塚治虫風なので、

手塚治虫さんの作品って

印象を受けちゃうんですが、

中身は別物だなあ。

 

手塚治虫を学んだAI漫画家の作品

手塚プロの手塚眞さんも

「ダメ元で挑戦してみた」

と言っていますね。

 

手塚治虫の完全な新作を

生み出そうということではなく、

AIのテクノロジーを使って

漫画を生み出そうというスタンスの

取り組みのようです。

 

ということは

手塚作品を学んだ

AI漫画家が描いた漫画って

ことですね。

 

そうとらえれば

『ぱいどん』という漫画を

よくここまで描けたなと

感じますね。

 

さまざまなデータを集積させ、

独創的なアイデアを

生み出すってチャレンジは

とても画期的なことだと

思います。

 

このTEZUKA2020

プロジェクトは

まだ続くそうです。

 

いろんな意味で楽しみですが、

別の問題もはらんでいる

気がします。

 

それは何かといいますと

故人のAIを

故人に許可なく

作って良いのかという点。

 

このあいだのAI美空ひばり

でも思ったんですが、

故人の名前を使用しているわけ

ですし、亡くなってから

勝手に名前を使って

作品を作ってよいのかと

考えちゃうんですよね?

 

生前に取り決めしてれば

いいのですが、

昔はAIなんてない時代

でしたから

そういった契約は

してなかったでしょうし。

 

死んでから

勝手に作られて

新作だとか言われても

違うんじゃないかなと

考えてしまうわけです。

 

だから、人によっては

「私が死んだら

AIで作品作らないでね」

という人もあらわれるかも。

 

AIが進化していくと

死後の著作権という

取り決めが行われる可能性が

あるでしょうね。

 

そう思います。

 

ブログ読んでいただき

ありがとうございます。

 

ではまた明日。

 

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